自分の正義感について質問したら、悪の帝王に嗤われましたよ

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自分の正義が通らないと怒りが湧いてしまうので聞いてみた

今日は自分の中にある
「自分の正義に合致しないものへの怒り」について聞いてみました。

すると宇宙空間の様な所に、黒色から紫色へのグラデーションの
マントを纏って万年筆の先のような形のフルフェイマスクを付けた存在が現れました。 とても大きく、空間いっぱいに広がっています。
ぱっと見、悪の帝王といった感じです。 どんなアドバイスを戴けるのでしょうか?
悪の帝王

質問は何でしょうか?

Nilu

私の中にある、「自分の正義に合致しないものへの怒り」について伺いたいです。

当番制の仕事をしていた時に、先に私がやった仕事を見て「あなたそんなにできるんならこれもできるでしょ。」と、

本来はその人のやることを私に上乗せしようとしてくる人がいました。私は負担が増えると感じてイライラしました。

私だって時間も労力を使って、できるだけ良いものをと思ってやってるのに、「私にはそこまでできないから・・・」と言って自分でやる前からこちらに投げようとする。

Nilu

なぜまずは自分ではやらないのだろう、みんなでこの仕事は当番制にすると決めたのに「苦手だからできない」と後からなし崩しにしようとするのはどうなんだろうと思うのですが、

これは自分の正義(みんなで決めたルールを守ろう!とか)と合わないからイライラするのでしょうか?(怒りが強すぎる気がするのです)

そしてその場面自体は終わっているのに、後から自分の中で再生して何度も怒りが湧いてくるのですがそれもまた苦痛です。

これにアドバイスいただけますでしょうか

悪の帝王

最初に言っておきますと、私はあなた方人間から見たらダークサイドの存在です。つまり悪者ですね。

そこからのメッセージになります。

悪の帝王:
「あーはいはい。「正義の味方」がよく陥るやつですね。(笑ってます)

自分の正義が通らなくてイライラする。
それはまさに正義な奴らの一番困った所ですね。 本当にあいつらは自分の正義を振りかざして勝手に征服しに来るんだよね。
こっちからすると迷惑だよね。 あなたの「正義」というものはあなたにとっては大きな剣であり
プライドとなっているかもしれませんが私達から見たらとてもちっぽけなものです。 そんな矮小な正義を振り回してこっちに切りかかってこられても、
それはとても一方的であり、迷惑で幼稚な行為だと感じています。 そして「自分の負担感」? 「負担が増す」なんていう言葉を使ってる時点で、
あなたは本当はその人の仕事を受けたくない訳ですよね。 それなのにもしそれを引き受けるのであればそれはあなた自身が決めたことです。 私たちは嫌なものは引き受けません。 私たちは正直に嫌なものは嫌だと言っている。 あなたも嫌なら嫌だと伝えればいいだけではないですか。 きちんと伝えないで「皆のために」「場を壊さないように」などの
正義のヒーローごっこをしているだけではないのですか?
こちらにしてみたら鼻で嗤うような気持ちになります。 あなたの正義である「ルールを守る」というところからその人が外れたのなら、
ただあなたは自分の思いを伝え、そしてそれが却下されたのであれば
離れればいいのではないでしょうか?そこに怒りは必要でしょうか? 「自分の正義が通るべき」という幼稚な思いが潜んでいませんか? あなたが自分の意思で引き受けたあげくに、負担が増すと言って
正義の怒りの刃を振りかざすのだとしたら滑稽な話ですね」
悪の帝王

また、怒りが再生するということですが、それはあなたが自分の正義(怒り)を正しいとし、それとプライドを結びつけているからです。

悪の帝王:
「自分の怒りは正義であるのに通らないということが
あなたに自分のプライドが傷ついたと感じさせるのです。 ですのであなたは何度も怒りを呼び出してくり返し検証して
「私は何も間違っていない」と思う事によって自分のプライドを充足させようとしています。 つまり、 怒りの再生はその対象としている人たちのせいではなく、
自分のために行なっているのです。 「嫌なことが起きたから」「怒りたくもないのに怒っている」のではなく
あなたの「正義」と「プライド」をつなげているあなたご自身が
怒りを再生させているのです。 本当に起きた事は、あなたの正義が通らなかったというだけのこと。
「ただそれだけ」なのです。 ではその結びつきを解く方法ですが、
「正義」「プライド」をそれぞれエネルギーの固まりとして認識して、
その間に結んだ紐を解くようなイメージワークを自分の中で行なっていけば、
ある程度の時間と回数は必要ですが、できるでしょう。 そもそもこの2つを結ぶ事自体が、あなたの魂の元々の仕様ではなく、
この社会で学んだやり方の1つなだけです。 この社会ではそのような教育をされることが多いので
まあ普通に影響されますよね」
ここでゆりちゃんからの質問です。
ゆりちゃん

私も正義感が強いので似たような所があります。正義感と怒りを結びつけないようにするということでしょうか?

私は自分の正義を貫きたいけれど、人をジャッジするのは嫌だという矛盾でいつも苦しむのですが、その辺はどうしたらよいでしょうか?

悪の帝王

あなたが「正義感」と言った瞬間、私には大きな剣が見えました。

Niluが正義と言っていた時には小さな剣でしたが、あなたの言葉からは鍛えられたエネルギーを感じます。これは確かにあなたの正義はとても大きなものですね。

悪の帝王さん:
「どちらにしても剣なので、傷つけることにも使えますが、
あなたの場合は光を生む効果も持っています。 まぁ私たちは切られる側ではありますが、あなたの剣(正義)は
闇を切り裂いた時に現れる光のようなものをもたらす事ができます。
鍛え上げた歴戦の戦士といった風ですので、
こちら側としても敬意を払うというところがあります。 その正義感自体は鍛えあげられたものなのでそのままで良いのではないでしょうか。
大きく強いだけに、扱いに注意して下さいね。 そもそも、 「人を判定して裁く事」自体が人間の根源的な快楽になっています。 他人に「あの人は、こういう人だ。だからダメなのだ。」とラベル貼りをすると
脳の快楽回路が働き、快楽物質が放出されます。
それは人間の肉体の仕様ですから、それを辞める事はなかなか難しいのです。 ではどうすればよいのか。 「あいつはこんなやつだよ」と言った瞬間に快楽が発生します。
その瞬間を捉えてきちんと認識していく事。
そうすると快楽はシュンと項垂れます。 「ああ。今、自分は人をジャッジして快楽を得たのだ」と認識するたびに、
快楽はシュンと小さくなります。そしてそのうち少しずつではありますが、
快楽物質の放出自体が減っていきます。 自分のした事に気づいて、その度に冷静に見るのです。 もともと本能的な瞬間の喜びですから、すぐに止めるのは難しいですが、
起きた後でそれをそのまま理性で把握するのです。
そうする事で肉体的な快楽の回路が働きにくくなるでしょう」 そう言って悪の帝王様は「ゴゴゴゴゴゴ」と大きな音を響かせながら帰っていかれました。

わぁ。
悪の帝王に嗤われてしまいました。

はぁ。容赦ないなぁ。
でも、チャネリング中は私も悪の帝王なのです。(日本語としては変ですけど)

だから彼の言葉は私の言葉。
「その通りです~」と言うしかないのです。それだけの実感があります。 そして快楽物質云々は、科学的に本当の事かどうかは分かりません。 ただ私は納得したので「なるほど今は快楽物質が出ているのだな・・・」と思って
静かな目で自分の内を見ていきたい、うん、いけたらいいなぁと思いました。(ちょい弱気) 結局、「自分が悪者(嫌なことを言う人)になりたくない」という気持ちに活を入れられたって事かな。 変な感情を入れずに、ただサラッと伝えてお互いの折り合う点を見つけられたら
よいですものねぇ。まぁちょっとずつやっていきましょう~。 悪の帝王さん、ありがとうございました!

Niluの顔
Nilu

  この記事を書いた人
 猫と昼寝をこよなく愛する50代。
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Niluの顔
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